フルセグとは?
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投稿日:2017-09-28
更新日:2017-09-28
正式表記
・フルセグメント放送
英語表記
・full-segment broadcasting
地上デジタル放送において、複数の区分(セグメント)に分割された放送波をフルに利用する方式のこと
・テレビと同じ高画質放送をスマートフォンで視聴可能
主に「ワンセグ」との対比で用いられる
・ワンセグが採用されることの多い(車載テレビチューナーなどのような)機器において、「ワンセグ以外の高画質のテレビ放送が視聴できる」という意味合いで用いられることが多い
文脈により意味は異なる
・ワンセグではなく12セグメントの地デジが視聴できる
・ワンセグが視聴でき、加えて12セグメントの放送も視聴できる(計13セグメント受信可能)
・フルセグメント放送
英語表記
・full-segment broadcasting
地上デジタル放送において、複数の区分(セグメント)に分割された放送波をフルに利用する方式のこと
・テレビと同じ高画質放送をスマートフォンで視聴可能
使用場面
主に「ワンセグ」との対比で用いられる
・ワンセグが採用されることの多い(車載テレビチューナーなどのような)機器において、「ワンセグ以外の高画質のテレビ放送が視聴できる」という意味合いで用いられることが多い
文脈により意味は異なる
・ワンセグではなく12セグメントの地デジが視聴できる
・ワンセグが視聴でき、加えて12セグメントの放送も視聴できる(計13セグメント受信可能)
地上デジタル放送
地上デジタル放送
日本のTV放送が使用する電波帯域は、1チャンネルあたり周波数幅5.57MHz(メガヘルツ)
・この5.57MHzの帯域幅を13のセグメントに分割し、ハイビジョン対応TV向けに12のセグメントを使用して放送している
放送波は13セグメントに分割されている
13セグメント
┃
┣1セグメント … ワンセグ
┃
┗12セグメント … 通常の据え置き型テレビ向けの放送に用いられる
┃
┣1セグメント … ワンセグ
┃
┗12セグメント … 通常の据え置き型テレビ向けの放送に用いられる
ワンセグ
・放送波13区分のうち1つが、「携帯電話などの移動通信機器への放送用」に用いられている
・1セグメントのみ使用することでデータ量が抑えられ、モバイル端末などの比較的低スペックな機器でも視聴しやすい環境を実現している
・送信できるデータ量は300kbps(キロビット毎秒)ぐらいと少ない
フルセグのデメリット
デメリット
バッテリー消費が早くなる
・「データ量が少ないワンセグ」視聴時と比較するとバッテリー消費は早くなる
・大きな画面をフルに使って大量のデータを映像化するため、バッテリーへの負荷が大きくなる
※「充電しないで2日もつ」と言われているスマートフォンでもフルセグを3時間も連続で見るとバッテリーはなくなってしまう
ワンセグよりも電波が受信しにくい
・ワンセグと比較すると受信感度が良くない
・建物の影などでは受信できない
・フルセグはワンセグよりも電波が受信しにくいところが多いので見れないことも結構ある
比較一覧
一覧表
- | ワンセグ | フルセグ |
---|---|---|
画質 | 粗い | 綺麗 |
受信 | 途切れにくい | 途切れやすい |
バッテリー消費 | 普通 | 早い |
その他
画面が小さい場合
・高画質の放送が受信できてもあまり意味はない
「ワンセグ」「フルセグ」両方の機能が付いていて、電波状態で自動に切り替わるものが主流